お金に困っている利用者
以前はほとんど見る事がなかった、弁護士事務所や司法書士事務所のCMをテレビで見る様になりました。貸金業法の改正に伴い出てきて、借金問題や過払い金請求といった内容がほとんどですが、これまでに見る事がなかった弁護士事務所や司法書士事務所のCMはなぜこうも増えたのでしょうか?それには、こういった背景があるのです。
そもそも、以前の法律では、低く金利が設定されている利息制限法と、高く設定されている出資法があり、グレーゾーンというものが存在してしまっていました。
これには理由があり、消費者金融は高い出資法に従う事で、高い金利を利用者から取ろうとします。しかし、利用者は金利の低い利息制限法に従い設定してほしいと考えるものです。
ですが、お金に困っている利用者は消費者金融に従うしかなく、高い金利でも払っていたのですが、支払いが出来なくなり債務の整理を行うようになりました。
その中で、消費者金融に利息制限法では認められていない高い金利を支払ったので、返金をして欲しいと、訴訟を起こした人がおり、裁判が最高裁判所まで持ち込まれ、裁判所はその訴えを認め、上限金利を超えた分の支払いを命じました。
最高裁判所が認めたという事は、その他の裁判所でも同じようになる判例となり、弁護士事務所や司法書士事務所が過払い金請求の訴えをどんどんと便乗しだしたのです。
弁護士事務所や司法書士事務所も儲かるだけでなく、その訴えを起こした人も、返ってこないと諦めていたお金が返ってくるので、予想しない事態なだけに、たくさんの人が同じように訴えを出しました。
その中で、利用者も思いがけないお金が返ってくる事から、弁護士事務所や司法書士事務所の報酬が高額過ぎるいったトラブルが増加した為、報酬をホームページなどで提示する所も出てきました。
このような背景があり、今まで高い金利で利用者からお金を取ってきた消費者金融は、逆にたくさんの過払い金請求をされてしまった事で、その支払いが困難になり、倒産してしまう消費者金融が出てくるまでに至りました。
タグ
2011年5月17日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:借金についての最新事情

